ホームページを終了させるやり方の話

Posted on 2022/01/09 by 弓削田公司
#webサイト運用
こんにちわ。手離れの良い仕事が大好きな、ユゲタです。 ホームページを作り終わって、納品して、運用しだしてから、あーだこーだ言ってくる会社の方、気持ちはわかりますが、 ホームページ運用をアジャイルでやりたい場合は、料金形態が違います。 事前打ち合わせと設計などを、慎重に行っているのは、そうしたことの説明をして、きちんとしたお見積りをしてあげるためなんですよ・・・と言いたいけど、 ぐっとこらえて、笑顔で対応はしているものの、逆に自分たちでホームページをグッチャグチャにかき乱してしまう、会社の方もいて、なかなかサポートも大変です。 でもホームページって、運用とか情報配信の方が重要だということを教えてあげるには、どうすればいいんでしょうか? まだまだ、そうした啓蒙方法に四苦八苦しているユゲタですが、今回は、ホームページを終了させたいという、会社さんがいて、そうした時の手順ってわからない人が多いと思い、ブログに書いてみました。

実際の話

それは、3年ほど前に、知り合いから頼まれて、新しく会社を立ち上げる人のホームページを作ってあげたところからスタートした話です。 この会社さんは、いろいろな事業展開をしていて、複数の種類のホームページを作ってさしあげて、構築時にIT補助金を申請して、ちゃんと採択され、順風満帆な会社さんだったのですが、 コロナ禍の影響により、ホームページの更新を年間継続するコストも厳しくなり、一旦ホームページを閉じる決断をされたようです。 更新タイミングが年末ということもあり、毎年年末にご挨拶も兼ねて、更新の確認をする流れだったのですが、年末に「ホームページを終了します」と返答をもらいました。 こちらとしては、何の問題もなく、少し世の中の世知辛さを感じたんですが、更新をしないということは、ドメインが失効してしまって、せっかく会社名で取得したドメインが再取得するのがとても難しくなるという事も含め、次のようなご提案をしてみました。
・こちらで管理しているドメインは無償でお渡しするのでお名前.comでの更新をすれば、少ない費用でドメインだけは維持できる。 ・サーバーを用意してもらえば、ホームページのデータはお渡しできる。(ただし環境設定などが必要な場合は、工数のお見積りをする)
でも、その会社の社長さんは、もうホームページはいらないので、何もしなくて大丈夫との返答をメールでいただいて、一旦終了になりました。 そして、それから10日ほど経ったある日、その会社の補佐をやっている方から連絡が入り、「ドメインは継続させたいので、ご提案した内容をもっと詳しく教えてくれないか?」という内容でした。 そして、電話にて説明を行い、ドメインだけは更新手続きをしたということで、一旦は収束したという流れですが、実はホームページはこのまま消してしまうので、こうした時にどういう風にすればいいかという、 いわゆる、「ホームページの終了のしかた」ということを、ホームページを立ち上げた人は知っておくべきではないかと感じました。

ホームページの終了のしかた

ホームページを立ち上げたら、いつかは終了する日が来る場合があります。 その場合には、まず、次のことを考えてみましょう。 【ホームページを終了する時にまず考えること】
  1. ホームページを使っている人に対するお知らせ
  2. ドメインは破棄するのか、その後復活させる可能性がある場合は破棄せずに保持しておくのか?
  3. 同じドメインで、メールなど紐付いているサービスはあるか確認

1. ホームページを使っている人に対するお知らせ

基本ですが、いきなりホームページが消えてしまって困る人がいる場合を考えておかなければいけません。 そのドメインを破棄する場合は関係ありませんが、保持している以上は「ホームページは終了しました」というメッセージなどを表示する事は必須です。 できれば、何故終了をする(停止をする)のかをお知らせしておかなければ、いろいろな誤解を招く場合があります。

2. ドメインは破棄するのか、その後復活させる可能性がある場合は破棄せずに保持しておくのか?

基本的にドメインの保管はドメインの種類によって違いますが、 .comであれば、1500円程度 .jpであれば、3000円程度 他にも1000円以下で継続できるモノもあれば、高額なモノもありますが、調べるとだいたいの金額はわかります。 ホームページのコストが高く感じて、ドメインまで破棄してしまうというぐらいであれば、せめてドメイン継続のみのコストで行うだけで、 その後の復活も可能になるので、考えておくべきですね。

3. 同じドメインで、メールなど紐付いているサービスはあるか確認

ドメインと同じメールアドレスを発行している場合、たまにホームページと同じサーバーでメールサーバーを立ち上げている場合もあります。 そうした場合は、メールアドレス自体を破棄するのであれば、不要ですが、メールは継続して使うのであれば、 別途メールサービスを契約する必要があります。

オススメのホームページの終了手順

まず、ホームページを閉じる時のいろいろなリスクや考え方などが分かった状態で、ドメインを制作会社や運用会社から譲り受けることが出来る場合に、どのように対処すればいいかを、参考程度に書いておきます。 ユゲタが普段使っているのは、お名前comなので、「ドメインのID付け替え」という手続きで、所有者のドメインを別のアカウントに付け替えることができます。 これによって、任意のIDにドメイン管理を移管することができます。 相手がお名前comを使っていない場合でも、新しくアカウントを発行して、そのアカウントをそのまま受け渡せるので、この方式で相手にドメインを引き渡す事が可能です。 そして、受け取ったアカウントでまず行うべき事は、「ドメインの更新手続き」ですが、できれば、毎年の更新を忘れないために、「自動更新設定」を行っておくのがいいです。 ここから先は、知識がない人には難しい話かもしれませんが、各種サーバーの変更を行う場合は、次の作業が必要になります。 ・ホームページのサーバーが変わる場合は、新しいホームページサーバーを準備して、そこに向けてDNS設定を書き換える必要があります。 ホームページに、メッセージを追加する程度のHTMLであれば、デザインなど気にせずに、文字を書いて置くだけでもいいかもしれませんが、 文字化けをする可能性などもあるので、できるだけHTMLコーディングを施しておいたほうがいいでしょう。 DNSの設定については、ホームページサーバーの設定に従って、Aレコードをセットするだけなのですが、よくわからない人は、作業工数を支払ってプロにおまかせした方がいいかもしれません。 ・メールサーバーの移管 メールも同じドメインを使っていて、ホームページサーバーと同じ(業者が同じ)場合には、別のメールサービスを契約して、そちらに向けてMXレコードなどを変更する必要があります。 この方法についても、やはりプロに相談して設定した方が確実です。 メールサーバーの変更は、ドメインの変更が行き渡るまでに、タイムラグが発生するので、1週間程度は古いサーバーと、新しいサーバーの並行運用が必要になるという手順などがあるので、 しっかりと計画しておかないと、取引先からメールが届かないなどの不具合が発生してしまうので、やはり素人が行うのは危険かもしれません。 他にも、ホームページの環境によって、いろいろな手続が必要な場合があるかもしれませんが、上記の手続きができれば、無事に移管作業はできるので、こうした事をやる必要があるという事を頭においておきましょう。

お困りの方へ

ホームページ制作を制作会社などに委託していて、運用管理も行ってもらっている場合、安易にコストを安くしたいから自分管理で行うとい言うのは、あまりオススメはできません。 そして、ホームページを終了するにも、こうした手続が発生するため、ドメインを継続したいと判断した場合に、「単にモノを手渡して終わり」というようなケースではなく、 いろいろな工数が発生するという事も理解しておく必要があります。 そして、そうした事も踏まえて、どうしていいか自分で分からない方は、ご相談いただければ、工数の発生しないアドバイスは簡単に行なえますので、お声がけください。 大手企業などが、アプリサービスなどのwebでのサービスを停止するのに、半年から1年ぐらいかけて、利用者に告知するため、再三しつこいぐらいの、メールお知らせを行い、 終了後どうなるかを、ユーザータイプごとにちゃんと解説して、その後の引き継ぎなどについての対応などもしているのを見ると、 軽く終了をするというのも、なかなかの無作法ではないかとも思われるので、是非そういう計画自体もホームページ運営をする側としてのお作法として心得ておくべきかもしれませんね。
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